９月１２日（木）、今年度第３回 医療専攻講演会がありました。
今回は、新潟県立看護大学教授の中村義実 様を講師としてお迎えし、「看護学の魅力と看護師への道のり」というテーマでお話いただきました。
「クリミアの天使」と呼ばれ、クリミア戦争の際に多くの看護婦を率いて傷病者を救護し、その後、病院や看護施設の改善、看護婦の教育制度の基礎を築いたナイチンゲール。彼女が登場するまで、看護の仕事は社会的に確立していなかったこと、彼女が著した『看護覚え書』により初めて「看護とは何か」が定義されたこと、ナイチンゲール方式と呼ばれる教育システムが日本にも大きな影響を与え看護の礎となったことなど、看護師という誇りある職業の魅力についてお聞きすることができ、２学年医療専攻２９人、特に将来看護師を目指す生徒は、進路実現への意欲を高めていました。