見出し画像

【卒業生による講演会】三条東から海外パラグアイへ✈🇵🇾

11月19日(火)放課後、本校卒業生である 立川 巧雪 様をお迎えして「三条東からパラグアイへ ~やりがいの見つけ方~」というテーマで講演会を実施し、聴講を希望する生徒17名、教職員7名が参加しました。
立川様は2009年本校を卒業し、長岡造形大学 建築・環境デザイン学科へ進学しました。
高校時代は海外へ行くことなど全く考えもしなかったそうですが、大学の卒業設計の課題を全国規模の大会に出品する機会を得て最優秀賞を受賞し、そのプロジェクトである学園村を実現するため、卒業後にパラグアイへ移住することとなります。
そして現地開発コンサルタント事務所に入社、そのわずか3年後に独立し、2016年に「TACHIKAWA Design Studio」を立ち上げました。
現在は、建築だけでなく世界一堅い高級で希少木材である香木「パロサント」を使った木材クラフトの事業に携わり、パラグアイの魅力を世界に発信し続けています。
今回、一時帰国中に母校のため恩返しがしたいとお申し出いただき、今回の講演会が実現しました。
講演では、日本と地球の反対側の南米パラグアイとの文化の違いを中心にお話しいただきました。また、コロナ禍で売り上げゼロの苦しい状況になったとき、利益だけを求めるのではなく、自身が成長し学ぶ場として事業展開した結果がパラグアイのために繋がっていることを実感したこと、常にチャレンジすることの楽しさを語ってくださいました。
参加生徒の中には美術系大学等への進学希望者が多く、講演後も会場に残り、立川様が持参した作品に目を輝かせながら熱心に質問するなどしていました。
今回の講演は、自ら社会課題を見つけ、課題解決に向かってチャレンジしたり、他者との協働により解決策を探求したりすることができる知識・能力・態度を身に付けるアントレプレナーシップの精神を学ぶ意味でも、大変貴重な経験となりました。

講演会の様子
立川様の作品に興味深々の生徒たち
日本とパラグアイの架け橋として
MIDORIのパンフレット
パンフレットより立川様の取組
11月21日(木)の三條新聞に掲載されました